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機関紙「日赤労働者」

本社看護部との労使協議会

 3月21〜22日、全日赤看護対策委員会の打ち合わせと、22日は本社看護部と労使協議会(11名参加)をおこないました。

増員で夜勤改善を

 本社は「前年度と比べ実働病床は減少しているが、看護職員45名増えている」と回答しました。
 夜勤時間について「平均夜勤時間は今年のデータは全体では64・5時間で、どの勤務体制別でも平均72時間以内であるが夜勤できる中堅看護師の負担が増えている。夜勤改善はそれぞれの施設でおこなっているが、夜勤時間13時間以内と正循環が進んでいない。夜勤専従は推奨している訳ではない」と発言。全日赤は、「今いる人員で夜勤をまわそうとするから無理がある。人員不足が問題で、ゆとりのない職場ではハラスメントも横行する」と追及。本社看護部長は「労働条件に関しては重要な課題で協議をしている。フル勤務者も育短者もウィンウィンな関係にしたい。労務管理について他企業の情報も集めながら人事課と検討している」と回答しました。

新人も時間外すれば手当は当然

 また、師長が新人に対して「1年間は時間外手当を請求できない」と指導している実態について看護部長は「施設によっては、新人は時間外労働をさせず定時に帰す取り組みをしている」と、答えました。全日赤は「時間外労働をさせた場合はきちんと請求できるし、きちんと支払うべきであり、時間外労働を減らすことと、時間外手当を請求させないことは別である」と主張し、本社は「労務管理の問題であり、時間管理をしっかりしていく」と回答しました。

Rプランは良い制度?

 全日赤は「人が人を評価し、それを賃金反映させることは大問題である。本社看護部の考えは」と問いました。看護部長は「将来に影響があるので、良い制度として委員会にも入り意見を言ってきた」と回答。全日赤は「人によって見方は異なる。同じ基準であっても公平で公正で納得できる評価はできない。コロナ禍で現場は混乱している中、導入すべきでない」と主張しました。
 また4月から創設される資格手当についてどのような資格が対象となるのかとの問いに、看護部長は「施設長が決めるもの。この場での例示は控えたい」と回答しました。

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