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単組・地方協の取り組み

各地方協が役員研修会
本音出し合い、団結固める

関東
物が言える職場を
いじめ・パワハラでも交流

 1月12〜13日、武蔵野赤十字病院会議室で、延べ27人の参加で関東地方協役員研修会を開きました。
 第1講は、全日赤統一レジュメによる「組合運動の活性化をめざして」
参加者からは、「職場が多忙のもと、組合員・職員が集まりにくい」、「交流させない、活動しにくいような労働にされている」、「職場に出向くことの必要性はわかっていても、なかなか足を踏み出せない」、「あきらめずに努力することが大事」、「物が言える職場」を作ることが必要などの意見が出されました。
 第2講は、「シッコ」DVDの鑑賞
 国民皆保険制度がないアメリカ医療の実態から、医療制度改悪が進む日本の将来像が重なる内容でした。
 第3講は、「職場のパワハラ〜働きやすい職場めざして〜」―講師:菅谷幸彦氏(いの健東京センター事務局次長)。
 パワハラの始まりでもある「信頼関係を壊してしまう言動」として「言っている意味わかる?」が挙げられ、皮肉やいやみを含め受け手によっては「不快に感じる」ことがあると話され、誰でもがパワハラにつながる可能性を秘めていると感じました。
 いじめ・パワハラのない職場にするには、(1)法律を守る、いのちと健康を守る(安全配慮義務、人格権)(2)労働時間の管理(長時間・過密労働の改善)(3)職場の運営改善、文化・スポーツ活動の推進(信頼関係)(4)コミュニケーション(5)職場力・仲間力が必要と話されました。各職場のパワハラの状況について交流しました。

近畿
日頃の思い語り合う
あきらめず職場変えよう!

 1月11〜12日、京都市の聖護院御殿荘で近畿地方協役員研修会を開きました。最初に地方協執行委員会として秋年末闘争を振り返り組織拡大強化3カ年計画及び今春闘に向け意思統一をし、研修会を始めました。
 本部作成のレジュメ「組合活動の活性化をめざして」を読み合わせ、意見や感想を述べ合いました。この30年の中で下請けや非正規職員がドンドン増えてきたこと、職場では話し合える雰囲気や人間関係が希薄になってきていること等々、レジュメで指摘されていた長時間過重労働=多忙化の実態が日赤の職場でも同じように現れてきています。こうした団結しにくい状況の中でいかに運動をしていくのか、まずは執行部でしっかりと学習して問題の本質をつかみ、「あきらめないで変えていこう!」の姿勢を貫き、粘り強く働きかけていくことの大切さを再確認しました。
 2日目は、副議長の重田さん(京二)から腰痛予防(ノーリフト運動)についての報告を受け、その後、意見交換。各人が日頃の職場や看護について思っていることを述べ合いました。いろんな生の情報を得ることができ、有意義な企画となりました。久々の泊まり込みでの会議&研修会(参加は7単組・本部含め合計18名)で、美味しい寄せ鍋を囲んだ夕食交流会でも大いに語りあい、団結と交流を深めました。

九州
組合のこと広めたい
若い参加者の声に元気づく

 九州地方協は、1月11日、博多オクターブビルで地方協役員研修会を開催しました。沖縄・本部を含む4単組20名、新人組合員からベテラン役員まで幅広い年齢層が参加しました。
 統一レジュメを読み合わせし、各項目に沿って議論。まず職場社会が以前より大きく変わっていることに触れ、その背景に何があるのか意見を出し合いました。
 ベテラン組合役員からは「昔は患者さんに向き合う時間があったが、今は点数を取るために資料作りに追われている」、30代の組合員からは「看護体制の変化で自身のチーム以外の人を手伝わなくなった。何かあればインシデントというプレッシャーがある」との意見や、「職場の忙しさは現在の医療体制に問題がある」との声が相次ぎ、国の医療政策や体制によって、思うような看護や医療サービスができづらくなっていることが明らかになりました。
 職場では医療体制の問題等の話もままならない実態にあり、組合がその役割を担うことに触れ、組合員拡大についての議論を行いました。「多忙で丁寧に組合の話をする時間を取りづらい」という意見が出る一方、若い組合員からは、「組合のことは知らずにいたが、新歓のオリエンテーションの際に共済の説明があり、それで入った」等、加入について気兼ねをしないような声も上がりました。
 初めて学習会に参加したという若い組合員からは、「組合員ではあったが組合が何をしているのか分からず、職場で話題にしづらかった。今日少し分かりきて良かった。職場で広めたいと思う」と元気の出る感想が出て、みんなで拡大への意思統一をしました。

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