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定期大会

大会宣言

 全日赤は、7月6日から8日、滋賀県大津市において第68回定期全国大会を開催しました。大会には、代議員・オブザーバー・役員等156名が参加し、活発な討論を経て2013年度運動方針を確立し、新役員を選出しました。

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 この大会は今後の日本の行方に大きな影響を及ぼす参議院選挙まっただ中での開催となりました。消費税増税、TPPへの参入、原発推進、社会保障の切り捨て、そして憲法を改悪して、日本を再び戦争のできる国にするのかどうかが問われる選挙でもあります。私たちは、各党のかかげる公約と過去の実績・対応についてしっかりと見極め、決して棄権することなく一票を投じることが求められています。

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 大会では、賃金・一時金闘争について活発な討議が行われました。全日赤の賃金闘争は、文字通り人事院勧告準拠打破を目指すたたかいの積み重ねであります。私たちはこのたたかいの到達点をしっかり踏まえ、その意義を学び、これからも地道に粘り強く、統一闘争への結集を強め日赤独自の賃金体系をめざしていきます。

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 大会では、数多くの発言を通して過酷な職場実態のなかで働くものの権利を守り、要求実現をめざして懸命にたたかってきた単組の姿が浮き彫りになりました。職場では人格を傷つけ、働く権利を奪うパワーハラスメントが横行しています。パワハラの被害者はメンタルに不調を来たし、休職から退職に追いやられるケースも後を絶ちません。パワハラを産み出す職場の土壌を一刻も早くなくすため、労働安全衛生のとりくみ強化とあわせ、労働組合としての奮闘が強く求められています。

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 賃金や労働時間は、私たちが人間らしく生き、健康で働き続ける上で、大きな要素となります。始業前のサービス残業、交代制勤務における勤務間隔の確保、研修や委員会活動のあり方等について改善をさせた単組から貴重な報告がされました。医療や福祉の職場では、人手が欠かせません。大幅増員・夜勤改善をめざし、広く世論に訴え、さらに運動の輪を広げていきます。

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 大会では、この8月に広島で開催されるアクト・イン・サマー、そして来年秋の北海道でのリブ・ヤング・オータムの成功をめざして、全国への積極的な呼びかけが行われました。それに応え、次代の組合の担い手を育てるためにも、積極的に青年を送り出していきましょう。

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 大会では、2016年7月の第71回全日赤定期全国大会(結成70周年記念大会)までに8000名台への再到達をめざす「第5次組織拡大強化3カ年計画」を決定しました。働くものにとって、数は力です。要求実現へ最大の力となる組織の拡大・強化をめざし、単組・地方協・本部、3カ年計画推進委員会が一丸となって全力で奮闘しましょう。

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 私たちは、どんなに厳しい情勢の中にあっても、それに屈することなく、人間らしく、働きがいのある職場、平和な世の中をめざして、明るく、楽しく、元気よく、いっそう団結を固めてみんなで歩んでいきます。
 以上宣言します。

2013年7月8日
全日本赤十字労働組合連合会第68回定期全国大会

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